ミヤさんの日記

日々思ったことを忘れないように書いておきます。好きな音楽の話が多いです。独り言の日記、つらつらと。

初恋のラブレター

長い前髪から覗く、あなたの瞳に胸がキュッとなりました。

あなた以上に素敵な人を、私はまだ知りません。

 

(始めに言っておきます。今日の文章もまとまってないです。)

4/13に、上野の音楽堂で小山田壮平さんに会いに行った。

てちまジャンボリー
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思い続けて9年。

初めて会いに行った。

これでもかってぐらいの素晴らしい天気で、雲一つない、青空で。

その日の午前中の予定が早く終わったり、とにかくツイていて、会いに行くべきだと導かれているみたいだった。

その日はスーツだったのだけれど、お気に入りのワンピースを持っていった。

今年の冬に韓国で買った、とっておきのワンピース。

春の特別な日におろそうと思っていたワンピース。


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この日にぴったりだった。

香水つけて、口紅をひいて。

まるで恋する乙女の気分そのものだった。

 

会場に着いて、お酒を買って壮平さんの出番を待った。

すごくそわそわしてしまって、大変。

でも流れてくる音楽が心地よくて、

ドキドキ、ゆらゆら、ふわふわしてた。

 

壮平さんの番になって、最前に移動した。

周りには、壮平さんを愛する人が集まっていて、同じ思いを共有しているんだなぁと思えた。

同時に、この中で一番壮平さんを愛しているのは自分だろうと、錯覚した。

というか、半ば本気で思った。

 

 

 

そして、

壮平さんがステージに上がる。

私は、声にならない声を出していた。

泣きそうだった。

心臓があり得ないぐらいドキドキして、

手が震えてた。

本当に生きてる、歌ってる。って。

 

壮平さんは、グレーのTシャツに、茶色のカーディガン、ジーンズ、黒いスニーカーだった。

なんの変哲もない服装だったけれど、私にとってはものすごく特別なもののように思えた。

一つ一つの動作の、その全てが狂おしく、愛しかった。

 

壮平さんの歌はどれも全部素晴らしかった。

壮平さんは、素敵だった。

歌う声、唇、表情、首筋に浮き上がる血管、ギターを鳴らす指、長い前髪から見える瞳。

すべてが美しくて、儚くて、素敵で、純粋に

「好き」

という感情しか沸き上がってこなかった。

とても幸せだった。

胸の中で膨らむ「好き」という感情が押し出てきそうで、叫びたくなる衝動を必死で押さえてた。

一度も目を離さずに一直線に壮平さんを見つめてた。

ずっと、ずっと。

この時、壮平さんを見つめる私の瞳は、どれ程熱っぽいものだっただろうか。

想像しただけで、顔に熱が集まってくる。

 

時々壮平さんと目があった。気がした。

勘違いだったとしても、勘違いしていたい。

長い前髪から覗く、壮平さんの美しい瞳に、動けなくなって、なにも考えられなくなった。

そのあと、ちょっと笑って歌うんだ。

フッて感じで。

これを書きながら思い出すだけで、胸が高鳴っている。

思い出すと優しくて、幸福な気持ちになれる。

 

まるで初恋だ。

長年忘れていた初恋の気持ち。 

ここしばらくしてきた恋は、苦しさや辛さが常に付き纏っていた。

だから本当に、純粋に、その人を好きだと思う感情が溢れたのは久々だった。

 

どの曲も、鮮明に覚えているけれど、とくに、

「革命」

「あの日の約束通りに」

「投げKISSをあげるよ」

が、本当によかった。

 

「革命」は聞いた瞬間、心の中で悲鳴をあげてた。

壮平さんに出会った曲を、壮平さんそのものから聞いて。

もうどうしようもなく、好きだ。

ただ、ただ好きだ。

壮平さんが、私の方向を向いたのは、革命が一番多かったと思う。

私、酷い顔してたんだろうな……

でもその顔をなぜか見てほしいと思ってしまう私がいて。

 

「あの日の約束通りに」は、大好きな曲で、壮平さんがすごく好きな人に向けて歌った歌で。

改めて生で聞いて、壮平さんに愛されていた人はとてもとても幸せだったんだろうな、と思った。

そして、すごく羨ましくなった。

すごく、すごく。

私も彼に愛されてみたい。

どんな風だろうか。

私は、この歌の彼女のように愛されることをずっとずっと求めている。探している。

こういう愛し方が出来るのは、まだ、彼しか知らない。

 

最後に歌った「投げKISSをあげるよ」は、前日の夜に聞いていて、Twitterに歌詞を書いた曲だった。

 

大丈夫ですよ、心配ないですよ

 

この歌詞で始まるこの曲を聞いたとき、泣きそうになった。

壮平さんの声を聞いて、私は、

本当に大丈夫だ。心配しなくてもいいんだ。って思えた。

救われたのかな。救われたのはもう何度目だろうか。

 

壮平さんは本当に素敵だった。思った通りに、思った以上に。

彼より素敵な人に、私は出会ったことがない。

本人に会ってしまえば、私はもう逃れることができないと分かっていた。

その通りだ。もう逃れられない。

きっと彼の瞳からは、もう逃れられない。

壮平さんのライブが終わって、放心状態で、ぼんやりとした暖かな幸福だけが、頭のなかを漂っていた。

本当に、昨日のことは絶対忘れない。

これからも会いに行く。

あなたが生きている限り。

 

昨日の感想はここまで。

 

9年間抱き続けた初恋。初恋の人に、やっと会えた。

ここまで来るのにすごく長かったな。

辛いことも悲しいこともしんどいことも苦しいことも沢山沢山あって。

でも、壮平さんがいてくれるから、生きていてくれるから、私はそれだけで生きて来られた。

今までも、これからも。

壮平さんに、救われていたんだよ。

壮平さんに、救ってほしかったんだよ。

私が救ってほしいと望む人は皆、私を救ってはくれなかったから。

 

壮平さんに、どうして一生ついていきたいと思うのか。

壮平さんは、「信じてほしい」じゃなくて、

「信じていいよ」

って言ってくれるんだ。

「信じていいよ」という言葉には、絶対に裏切られないという絶対的な安心が隠されている。

壮平さんは、私を傷付けない。

 

壮平さんみたいな有名人にここまで考えたり感じたりするのは、ちょっと頭がおかしいって思うよね。自覚している。

でも、私を構成する考えや感情は、壮平さんからもらったものが沢山ある。

だから、他の有名な人よりも、ずっと身近に感じるのだよ。

わかるかな?

 

昨日のことを思い出してドキドキして、胸がギュッてなって、ふわふわする。

幸福な恋だ。

やっぱり、私は壮平さんが好きだ。

ただ、ただ純粋に。好き。

あなたが、好き。

 

なんだかラブレターみたいだな。

初恋の人へ一生、送り続けるラブレター。

返事は来ないけれども、送ることで幸福になれるラブレター。

いつかこの思いが届くように。

 

さて、私はまた現実に戻らなければならない。

私は、小さなことでも無意識に考えすぎて、勝手に傷付いてしまう人間だ。なかなか治らない。

だから、傷付きに行かなければならない。

そんな風に勝手に傷付いた心を癒してくれるのは、まだ、壮平さんだけだ。

だから私は、こんな風に自ら傷を作る私を、癒してくれる人をずっと探してる。

見つかるまでは、壮平さんに頼りたい。


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私の壮平さんへのラブレターと、同じラブレターを、誰かに送れるその日まで。

私は、いつだって探してる。

 



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